愛媛県とベトナムの経済連携プロジェクトによる、現地カカオ農園訪問での出会いから始まりました。そこからの挫折、新たな可能性との出会い、共創スイーツの開発、そして未来へ。タブレットショコラベトナムができるまでのストーリー。
| 2022年7月 | 【ベトナム訪問】「このカカオでチョコレートを作りたい」 |
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| 愛媛県視察団の一員として、ベトナム・カカオ生産者ロンさんと出会い、ベトナムの風土から生まれるカカオ、人、そこにある熱い思いに触れてこのカカオ豆を使ったチョコレートを愛媛で販売したいと強く決意。 |
| ～2023年4月 | 【輸入ロットの問題に直面】「それでも何とかしたい」 |
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| カカオ豆の原料ベースでの輸入ロットにおいて、非現実的な数字に落胆。しかし思いは強く、小ロットでの輸入ができないか、菓子問屋との共同開発はできないかなど様々な可能性を模索するも挫折。 |
| 2023年4月 | 【ピュラトス社との出会い】「諦めない、さあここから」 |
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| ベトナムでカカオ生産者の支援をしながら、フレッシュなカカオ豆を現地工場で加工し、チョコレート製品を作っているピュラトス社の存在を知り、こちらの思いを伝えると生産地や現地工場の視察ができるよう許可をいただく。 ※ピュラトス社 3F（Fruit、Forest、Farmer）をテーマにベトナムでカカオの栽培からチョコレートになるまでを一元管理。サステナブルな社会を目指し、カーボンニュートラルで地球を大切にする取り組みに注力されている企業。 |
| 2023年6月 | 【ベトナム再訪問】「出会いに感謝、そしてついに」 |
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| 2度目のベトナムは開発チームで訪問。ピュラトス社の契約農家・バンさんの農場を視察し現地工場も訪問。ピュラトス社の取り組みに強く共感し、目で学び、触れて感じ、ラポールオリジナルチョコレート製品への一歩を踏み出す。 |
| 2023年6月 | 【県事業によるベトナム一団が来店】 |
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| ベンチェ省のタム委員長率いる一団が愛媛県職員と共にラポール本店へ。チョコレートを試食していただきアドバイスをいただくなど交流をはかる。 |
| 2023年11月 | 【夢、想いがカタチに】 |
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| 生産者の想い、繋いでくれたピュラトス社の想い、私たちの想いが結集し、しあわせな未来を創るチョコレート商品の完成。パティスリーラポール、三日月とカフェ、パイ専門店Tsutsumiから贈るベトナムカカオの極上のアロマ。 タブレットショコラベトナムは、こうしてみんなの想いが重なり合って生まれた、しあわせな未来を創るチョコレートスイーツです。 |
パティスリーラポールのタブレットショコラベトナムは、ベトナムでカカオの栽培からチョコレートになるまでを 一元管理しているピュラトス社のものを使用しています。 またピュラトス社はサステナブル、カーボンニュートラルにも注力されており、それらと取り組みにラポールとしても、非常に共感しています。 以前のカカオ豆栽培は、収穫量が少なく、劣悪な環境で、子供も貴重な労力として働いていました。その３つの課題を解決するためにピュラトス社は３Fをテーマにベトナムに進出しました。 ①Respect for Fruit（現地の果物敬う） ②Forest（森を大切にし・カカオの苗木を毎年無償提供） ③Farmer（生産者を大切にする・品種改良や栽培方法の指導）
チョコレートの味や香りは、原料となるカカオ豆の品種や栽培地の気候や土壌に大きく影響を受けます。 パティスリーラポールのタブレットショコラベトナムは、全世界のカカオ豆のうち僅か６％しか認定されていないフレーバービーンズを使用しています。 更にカカオ豆を収穫してから製品化されるまでの期間を２か月～１年（通常は７か月～２年）にして、ストック時間を短くすることで、 カカオ豆が酸化してアロマ（心地良い香り）と風味が劣化することを抑えています。
ベトナムは、日本と同じく南北に長い国土です。北部は、胡椒の栽培が盛んで、スパイシーなアロマが特徴のカカオ豆が収穫されます。 中央はコーヒー豆やナッツ類の栽培が盛んでロースティなカカオ豆が、そして南部は、ココナッツなどフルーツの栽培が盛んで、フルーティなカカオ豆が収穫されます。 これらをブレンドしたフレッシュなチョコレートを、配合を変えながら試作を重ね、自社オリジナルブレンドによるこだわりのチョコレートが完成しました。
最大の特長であるチョコレートのアロマと香りを維持するために、密閉性の高いフィルムを使用して、鮮度を閉じ込めています。 また地球環境を配慮し、紙素材を使った環境にやさしいものを使っています。 描かれている様々な色のカカオポッドは、ベトナムの各地域をイメージし、全体的に柔らかいアースカラーを用いて地球環境に配慮していることを表現しています。 また、ポイントでベトナム国旗を連想できるデザインを用いて、産地を表現しました。 鮮度の良さ、ベトナムならではの土壌で育てられた各地域のカカオ豆のブレンドから生まれたアロマと風味、地球環境にやさしいサステナビリティを パッケージデザインにも表現し、持続可能な社会を未来へ繋ぐ取り組みにも共感しています。
通常はカカオ豆を乾燥させてから数か月～2年間貯蔵して加工しますが、 そうするとカカオが酸化して風味が失われてしまうため、貯蔵期間をできるだけ短くすることで、 食べた瞬間はフルーティな風味、それが口の中でさわやかな酸味に変わり、後味でフレッシュフラワーのようなフローラルな風味が広がります。 ベトナムチョコの彩り豊かな風味をぜひお楽しみください。
1枚 800円(税込)
カカオ分40％。濃厚でありながら、口どけがよく、程よい甘さとすっきりとしたミルキーな風味が特徴のチョコレートです。
1枚 800円(税込)
フルーティな香りが特徴のミルクチョコレートに、フィアンティーヌとベトナム産ココナッツを混ぜ込みました。 サクサクした食感とココナッツを嚙んだ時に広がる爽やかな風味が、口の中に優しく香ります。
1枚 800円(税込)